みなさん株式運用してますかー?
IPO当たってますかー?
最近、IPOがちょいちょい当たって株式投資がちょこっとうまくいってるぱくぱくです!ぱくぱくの体感だと5人に1人位株をやってる感じでしょうかねぇ。政府もタンス預金をさせないように株式運用に積極的になっていて、聞いたことあると思いますが、NISAやiDeCoなどエグい税優遇のある商品を推し進めてますね~。NISAやiDeCoはまたの機会にご案内するとして、今回は聞いたことあるかもしれない『IPO投資』のご案内です。株初心者の方には株式投資の中でもハードルが低いので一読してみてください。なぜマネックス証券とSBI証券なのかやぱくぱく流のIPOマイルールもご案内していきますねー
IPOとは
IPOって聞いたことあるでしょうか?IPOとはInitial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)の略で簡単に言うと会社の株を証券取引所で投資家や機関投資家に売り出して、誰でも株取引ができるようにすることをIPOといいます。新規公開株や新規上場とも言い、反対に上場していない会社の株は未公開株とも言います。ちなみに上場している会社が改めて公募・売出株式はPOと言います。たまに事件になる未公開株詐欺などは、IPO銘柄は募集(購入)する価格より高値になることが多く、新規上場する予定もない会社やダミーで作った会社の株を「IPO前の今なら安く買える!絶対上がる!」などと未公開の会社が上場することを匂わせて、お金を巻き上げる行為です。
各証券会社によってIPO銘柄を取り扱う数(引き受け数)が異なり、5月にIPOする会社がA証券会社は10社。B証券会社は4社でC証券会社は2社だったりするのでIPOをメインとして運用するのであれば、取扱い数も意識して口座を作っていきましょう。
IPO投資のメリット
IPO投資のメリットは一言でいうと、公募価格(最初に購入した価格)より株価が上がりやすいのが一番の理由になるでしょう。ちなみに2021年4月に新規上場した会社は全部で11銘柄あり、そのすべてが初値で公募価格を上回りました!なんと100%(笑)しかも4/15に上場したサイバートラスト(4498)は初値が4倍になりニュースにもなりましたね~。残念ながら株式投資は9割の個人投資家が負けると言われています。そんな中でのIPO銘柄に投資する行為は、個人投資家にとってメリットのある株式投資方法の一つだと思います。ちなみに2020年は93社が上場して初値で公募価格を上回った銘柄は69社。実に74%が上回りました!でそのうちの39社が公募価格の2倍以上の価格をつけましたよー。
ぱくぱくはIPO投資で証券会社を1社だけ選ぶなら迷わずSBI証券にします!ネット証券だけに限って言うと資金拘束のルールが一番緩いんですよね。投資とはお金でお金を稼ぐ手法だと思っているので資金が寝る状態(拘束されている状態)は増える可能性って0%なんです。それがSBI証券の場合は拘束される期間が短くて、1社毎に買付余力全額を申し込むことができます。一方、マネックス証券は買付余力分を超える複数申込みは出来なくて、楽天証券は買付余力分を超える複数申込みは不可で1社100株までなんですよねー。銘柄数の面でも資金効率の観点でもSBIが良いと思います~
IPO投資のデメリット
IPO銘柄のデメリットとして銘柄が成熟してない状況なので値幅の振れが大きいことがあげられるます。IPO銘柄は数多くいる投資家が注目はしますが、公募価格で購入できる人は抽選などにより一部となることが多いです。公募価格とは、機関投資家などが、時価総額や過去の同業種の株価、IPOをする企業の希望価格などから判断してIPOする企業や主幹事証券会社が決定しているので、上場初日から数日経たないと真の市場評価がされません。上場初日は特に売買が激しく、値動きが目まぐるしいので初心者の方は驚かれることでしょう。
IPOの申込手順
一般的なIPOの申込手順を紹介します。だいたいどの証券会社も同じです。あっ!ちなみにIPOに申し込むといっても証券会社に口座を開設していないと参加も購入もできません。口座開設には最短だと翌営業日ですが、郵送のやりとりだと数週間かかることもあるので早めに開設した方が良いですよー♪証券会社のホームページから開設するより、ポイントサイトを経由して開設するとキャッシュバックなどがあるのでこちらの記事も読んでみてください。ちなみにマネックス証券は口座開設して取引すると5,000~7,000ポイントもらえますよー
STEP1 銘柄情報の確認
証券会社のホームページに掲載されているIPO銘柄の中から銘柄の情報や日程を確認します。企業の概要やIPOへの目的、発行株数などは目論見書などに記載されています。目論見書はPDFファイルがほとんどで確認をしないと申込ができません。
STEP2 残高の確認とご入金
銘柄・数量・仮条件価格などブックビルディング※1(需要申告)内容を決定して、証券会社の取引口座へ購入に必要な金額以上を入金します。一部の証券会社は入金をしなくても申込みができる会社がありますが、そのような会社は申込数が多かったりするので当選確率は下がります。口座に必要金額以上の預り金(買付可能資金)がある場合は入金の必要はありません。
※購入に必要な額とは、希望価格(成行の場合は仮条件の上限価格)×株数
ブックビルディングとは
「需要積み上げ方式」とも呼ばれ、引受証券会社が、新たに新規店頭公開予定である企業の株式の売出し価格を決定する際、既公開銘柄の公募増資や売出しに際して発行価格や売出価格を決定する際、転換社債型新株予約権付社債(CB)発行に際して転換価格の市場価格からのアップ率を決定する際などに使われる方式のことをいいます。と難しく書いてますが、ようはIPOをする会社と証券会社が機関投資家や相場プロやアドバイザー的な人から意見を聞いて売り出し価格(仮条件価格)を決定することです。
STEP3 ブックビルディングへの参加
ブックビルディング期間中(最終日の締め時間まで)に申込みをします。ブックビルディング期間とは申込み受付期間って感じで申込みには目論見書の電子交付契約だったり、購入ルールの承諾が必要だったりしますが、すべてチェックだけなので簡単ですよー。それと証券会社によって変わりますが、ブックビルディング中は購入用に入金した資金で他の銘柄の売買などはできません。もし行いたい場合は、申し込んだ銘柄の株数や購入希望価格などを変更するかキャンセルをすることで利用できるようになります。
STEP4 募集・売出価格等の確認
ブックビルディング期間終了後に正式に売り出し価格が決定されます。だいたい上限で決定することが多いのです。なので成行で申込をしている場合は、資金は上限に合わせて入金しておきましょう。
STEP5 抽選結果の確認
ブックビルディング終了後に当選したかどうか発表されます!発表は証券会社のサイトにログインして当選か落選かが反映されているので祈りながらログインしてください(笑)補欠当選の場合でも資金は必要となりますので動かさないようにしましょう。ただ。。。ぱくぱくは補欠当選して繰り上がった経験がありません(T_T)
STEP6 購入の申込
当選した場合は、目論見書を再度確認して購入に進みます。これでミスることも多いのですが、ブックビルディングに申し込んで当選したとしても購入ではありません!当選してから申込みボタンを押さないと購入されないので気を付けてください。購入キャンセルや申込数量の一部だけを購入することも可能でそのような場合に補欠当選の方に株が回ってきます。
これで一通りの流れは完了です。当選したら毎日祈って上場初日を迎えましょう!
IPO投資ぱくぱくのマイルール
ここで過去に30銘柄程度IPOに当選したぱくぱくが進行形で実践しているルールです。で!売買履歴を調べたところ30銘柄中で28銘柄がプラス。1銘柄がプラマイ0。1銘柄がマイナスでした!ぱくぱくのIPOマイルールはいたってシンプルです。僕も人の子なんで『まだ上がるんじゃないか?』『もう上がらないんじゃないか?』『下がりすぎて怖い!ヤバい!』『もう下がりきったんじゃないか?』など様々な感情があります。ただ、人の感情で株価が動くほど簡単じゃないし、経験がアダとなることも…相場というのは甘いもんじゃないので、心を鬼にして冷徹ロボットになってマイルールに従って取引しています。
初値を付けた段階で売却する。
これだけ(笑)上がろうが下がろうがこのルールです。誰でも実践できるルールで拍子抜けすると思いますが、本当にこれだけなんです。ただ、株式投資をされている方は、このルールに深い意味があることを分かってもらえるかも(笑)先述しましたが、人には様々な感情があり、大概の人は買った株(買建)は上がると思って購入されることでしょう。株価は常に変動するので上がることもあれば下がることもあります。利益を大きく取りたいのは皆さんもぱくぱくも一緒なので少しの上がり幅では、もっと利益を取りたいから売らない。ちょっと下がってもこれから大きく値上がりすると思うから売らない。なんて感情になると思います。ただ、IPO銘柄は市場の評価が成熟されていないので、適正価格を探るため値上がりも値下がりも大きく変動します。そんな激しい値動きを個人投資家が判断することは不可能ですし、初値(証券取引所に上場(IPO)して一番最初に売買が成立した価格)を付けた段階で決済(株を売って手放すこと)した方がリスクが少ないんです!『えー!もったいない!』などの声もあると思いますが、それでぱくぱくは90%以上の確率で勝っている事実もあるんですよ。
株式投資や金融取引、資産運用などはあくまでも自己責任ということを覚えておいてくださいね。
マネックス証券とSBI証券の良さ
ここからタイトルのIPO投資における『マネックス証券』と『SBI証券』の良さを説明していきます。ぱくぱくは大体この2社でIPOが当たることが多いです。後は店頭(対面取引)の野村ってとこでしょうか。ぱくぱくはネット証券派というかネット証券だけで十分だと思っています。これは以前書いた記事でも紹介しているので読んでみてください。
なんでこの2社かというと。。
1)ネット証券でのIPO取扱い実績1位2位
2)完全抽選100%と70%
3)ネット証券が主幹事引き受けになることが増えている
の3点です。1)は取扱い銘柄が多くないと購入もできないので当たり前の話しですよね。この2社がネット証券の中ではダントツの取扱い数です。2)完全抽選とは、IPOで発行される株の申込者への分配方法になります。完全抽選の場合はIPO申込者に資産額や取引額・申込株数などで忖度をせず、一律平等に抽選を行うことになります。一方店頭配分が多い証券会社は支店や営業マンの思惑や大人の事情がたくさんあります(笑)3)主幹事とはIPOを行う際に支援を行う複数の証券会社(通常は4~8社)の中で中心的な役割をする証券会社を言います。いわゆるIPOに携わる証券会社のリーダー的なやつ。主幹事が行う業務は多岐に渡り物凄く大変!なのでその見返りとして発行する株を多く配分されるのが一般的です。今までは野村証券やSMBC日興証券、大和証券など店頭配分がメインの会社が多かったのですが、最近ではネット証券会社が主幹事になることも多くなってきました。先述した店頭配分は大人の事情で配分されることも多いので、完全抽選が多いネット証券が主幹事の場合だと必然的に当選確率が上がります。
マネックス証券のIPO投資
マネックス証券は、取扱いIPO銘柄においてSBI証券に続きネット証券で2位(全証券会社でTOP5)となっています。2020年は50社でした。ただ、1位のSBIに比べてマネックス証券のIPO抽選は100%完全抽選となっていて誰でも平等の当選確率となっているところがウリ!なので10年以上やってるベテランも今日初めて申し込む初心者さんも同じ確率ってことなんです。ただ、申込みをすると銘柄の申込分の資金拘束があって、拘束されている期間は、その資金を他のIPO銘柄や新規の株取引に使用することが出来ないのでちょっとイマイチな感じも。。。
IPOだけでなく、みんなの株式における「米国株おすすめネット証券ランキング」において、総合評価で第1位を獲得するなど米国株の取扱い数は業界最大手。日本株・米株の売買手数料も業界平均を大きく下回っているので安心して取引できますよー。ちなみにオンライン口座開設であれば、口座開設は最短翌営業日で出来てしまいます!昔の口座開設を思い出すと便利な世の中になったなぁーと思います(笑)
SBI証券のIPO投資
SBI証券はネット証券の最大大手で口座開設数やIPO取扱い数も業界NO1!IPOをメインで考えている人でSBIの口座を持っていない人はいないんじゃないでしょうか。2020年は取扱いIPO銘柄数はダントツの85社!続いてSMBC日興証券が52社で2位ですが、店頭取引が90%を占めるので当選確率で言うとSBIかマネックスだと思います。SBIのIPO抽選配分方法は他の証券会社と変わっていて、完全抽選が70%でIPOチャレンジポイントによる抽選が30%となります。チャレンジポイントとは、SBI独自のシステムでIPOのブックビルディングの抽選・配分に外れると1ポイントがもらえます。そのポイントで次回以降のIPO申込みの際に使用することで当選しやすくなるんです!ただ。。。このポイントが曲者で10や20のポイントではまず当たりません。もし数十ポイントで当たったのであればポイント利用しなくても当ってた銘柄だと思ってください。人気銘柄だと当選ポイントが多い順で当選していくので300~500ポイントは必要ともいわれています(+_+)まぁゲーム感覚で楽しみながらやる感じですね~
ちなみにぱくぱくはiDeCoはSBIでやっていてNISAは楽天でやってまーす♪
証券口座を作る時のお得な方法
ここまでIPO投資でマネックスやSBIが良い理由などを挙げてきました。ただ、どの証券会社もIPOを取り扱っていて、証券口座は多ければ多いほど当選確率が上がることは間違いありません。ぱくぱくはIPOの申込をする際は、6~7証券会社へ申し込んでいてそれでも当たらないことがほとんどです。。最近のIPO銘柄の上昇率や株投資に関するハードルが下がったことも要因で参加される人が爆発的に増えて当選しずらくなってはいますが、IPOに当選さえすれば株式投資の中でもローリスク銘柄なのでこれからIPO投資を始める方は、まず最初にマネックス・SBIの口座を作ってから始めてみましょう!そこから100%完全平等抽選をやっている岡三オンラインや楽天なども作れば良いと思います。
それと、各証券会社の口座を作る時は、ハピタスなどのポイントサイト経由で証券会社のサイトへ飛び、そこで口座を作るとキャッシュバックやポイントバックがあるのでとってもお得です。ぱくぱくもその方法でポイントをもらったので皆さんも試してみてください。