みりん干しのレシピや作り方は?釣った魚をみりん干しにしたい!太刀魚みりん干しの作り方は?みりん干しの割合や漬けこむ時間は?なんて方に先日タチウオ釣りをしてきてみりん干しを作ったので、ぱくぱくが作っているみりん干しをご紹介します♪ぱくぱくは干物が好きだったりしますが、みりん干しも大好き!ちょっとだけ手間はかかりますが、冷凍保存もできるしオカズにもツマミにも良いのでおすすめですよー♪
今回はタチウオでみりん干しを作ります。みりん干しにして美味しい魚はたくさんありますが、個人的には醤油味醂味を身に入れるので身の味が弱い白身系であれば何でも合うと思っています。青物などもみりん干しにして美味しいですが、塩水などの一般的な干物の方が美味しいかなぁなんて思っています。
太刀魚干物や三枚おろしまでの捌き方をご紹介しています
イサキや他の魚の干物も作ってます♪その記事も一緒にどうぞ
みりん干しレシピ
ぱくぱくは干物の場合、塩分濃度と漬ける時間を気にしますが、みりん干しはそこまで気にする必要はありません。ただ、割合を間違えたり漬けすぎたりすると美味しくなかったりするので緩く気を付けてくださいねー
いよいよ三枚おろしにしたタチウオをみりん干しにしていきますよー♪今回はタチウオを三等分にして三枚おろしにした身を20枚漬けていきます。
みりん干し材料(タチウオ3等分三枚おろし20枚)
1)醤油 200cc
2)みりん 200cc
3)酒 100cc
4)砂糖 100g
5)にんにくチューブ 5㎜くらい
6)しょうがチューブ 5㎜くらい
7)素材力昆布だし 2.5g(スティック0.5本)
8)鷹の爪輪切り 5つくらい
※醤油・みりん・酒・砂糖の割合は2:2:1:1。量は調整してください
魚みりん干しの作り方
まずは、みりん200cc・酒100ccを鍋に入れて中火でアルコールを飛ばします。強火でもいいんですが、焦げ付いたりすることもあるので中火でやってます。
泡がぐつぐつしてきて暫くしたら落ち着きます。そうしたら弱火にしましょう!極弱火でもいいですよー
弱火にして醤油200cc・砂糖100g・昆布だし2.5g・にんにくチューブ5㎜・しょうがチューブ5㎜・鷹の爪輪切り5つを投入。
ひと混ぜして極弱火で5分程度火を入れます。火が強いと焦げ付くので気を付けてください。
火を止めて粗熱を取ったら漬け汁の完成です!で、もっと美味しくするコツは漬け汁は粗熱が取れてすぐに魚を漬けるより半日から1日寝かした方が醤油のカドが取れてまろやかになり、素材の一体感が生まれて美味しくなります♪せめて数時間は寝かせてみてくださいね~
粗熱が取れて寝かし終わった漬け汁に魚を入れていきます。漬ける時間は短すぎると味が入らず長すぎると身の旨みが逃げてしまうので30分~1時間(身の厚さによって変えています)にしています。ちなみに今回は30分にしました!
細かいことですが、身に漬け汁を均一に浸透させるため一番下の身は皮を下にして一番上の身は皮を上にして漬けます。そうすることによって漬け汁に触れない身がなくなって均一に漬け汁が身に浸透します。
これ大事!三枚おろしにしながら入れるのではなく、すべて切り終えてから一斉に漬け汁に入れてください。そうしないと時間差で漬け汁の浸透が均一にならないですよー
漬け汁が少ないかなーって感じだったらキッチンペーパーを上に置くと漬け汁が均一に浸かります。
30分漬けたタチウオみりん干しです。みりん干しにはゴマを振りかけるのもありですよね~♪その際は、この時点で身にゴマを振りかけるか器にゴマを敷いて身を押し当てゴマを付けましょう。ゴマを振りかけたり押し付けることによって焦げ付き防止にもなったりしますよー
んで、軽く漬け汁を拭いて干し網で干していきます。今回の干し網はMサイズを使っています。
これは人それぞれなんですが、一般的に魚を干す際は身を上にして干します。ぱくぱくもそうしていますが、タチウオだけは最初に身を下にして皮を上にして干しています。なぜそうなったのかというと、最初は身を上にして干していたんですが、そうすると身が乾いて引っ繰り返す時に皮が網にくっついて銀色の綺麗な皮が剥がれちゃうんですよね。。。なので今は皮を上にして数時間して乾いてきたら引っ繰り返しています。ご参考までに~
漬け終わった漬け汁はジプロックなどに入れて冷凍すると次回にも使えますよー!次回使う時もひと煮立ちさせて粗熱を取ってから使いましょう
翌日の朝になりました。いい色になってますねー♪干す時間は天候・湿度・気温によりますが、平均すると夜から干して翌日の午後から夕方に取り込みます。塩水で干した干物より調味料でコーティングされているので時間は長めです
で、干してから翌日夕方になりました。塩水の干物は表面がペタペタしてきたら取りこんじゃって問題なしですが、みりん干しはもう少しピタピタ位が美味しいと思います。こんな感じで表面が乾き気味になってきたら取りこみましょう!
今回は夜9時頃から干し始めて取り込んだのが翌夕方4時位です。ぱくぱくは大量に干物やみりん干しを作ったら「真空パックん」で真空パックにして冷凍庫で保存しています。骨付きだと袋に穴が開いてしまうこともありますが、三枚おろしにして真空パックすれば穴が開くこともありませんし、保存期間が飛躍的に伸びるのでおすすめですよー
ちなみに干して異臭がしたり、異臭でハエが寄ってたりする場合は失敗です(T_T)生の魚を干すので魚特有の匂いはしますが、失敗した場合の匂いは刺激臭がするので誰でも分かると思います。てか、食べたいと思えない匂い(苦笑)失敗してしまったらもったいないですが、魚さんに謝って捨てましょう。。。失敗ランキングBEST3は、『魚が傷んでいる』『雨に降られてそのままにした』『高湿度で風が吹かない』って感じでしょうか。ぱくぱくもいっぱい失敗してるのでしょうがないです。。失敗を避ける方法としては、冷蔵庫でラップしないで置いておくか、市販の一夜干しシートを使用するのが一番良い方法ですね~
みりん干しの焼き方
みりん干しはとにかく焦げやすいです!レンチンした方が良いんじゃないか!?ってくらい焦げやすいので極弱火で焼いていきましょう!
均一に火を通すにはフライパンが一番良いと思います。焦げ付きやすいのでテフロン加工のフライパンがおすすめです。今回は前日に釣った太刀魚なので刺身でも食べられる鮮度!なので油もひかずに軽く炙る程度にしました。ただ、買ったみりん干しだと鮮度が微妙なのでフライパンに薄く油をひいてじっくり焼きます。
まずは皮を下にして極弱火で焼いていきます。1分30秒で返しましたが少し焦げ付きが。。。砂糖多めなのでしょうがないですね。んで、身側は30秒程度焼いて完成です!
塩焼きも干物も皮目を下にして焼いていき8割程度火を通して引っ繰り返したら30秒程度炙る程度で完成が理想です。ステーキやソテーなども8割程度最初に火を通して引っ繰り返したら余熱で火を通す位の感じで焼くのが一番美味しいですよ~♪
いい感じに火が通っていて上品なみりん干しの出来上がりです!いやーこれで焼酎ロック3杯いっちゃいました(笑)
いかがでしたでしょうか?ぱくぱくは今まで1,000本以上のタチウオを釣りました。色々なタチウオ料理を作っています。これからも色々レシピを載せていきますね~!ハードル高そうなみりん干しですが、簡単で自分好みに作れるのでぜひ作ってみて下さい!